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【CCD不具合続報】コニカミノルタは10機種,リコーは6機種,三洋とカシオは「不具合なし」

CCD不具合 ] 2005/10/13(木)

【CCD不具合続報】コニカミノルタは10機種,リコーは6機種,三洋とカシオは「不具合なし」

コニカミノルタは,同社のデジタル・カメラ10機種について,CCDを原因とする不具合が発生する可能性があると発表した(ユーザーへのお知らせ)。該当する機種の出荷台数は全世界で計70万台である。同じくリコーもデジタル・カメラ6機種について不具合の発生を明らかにした(ユーザーへのお知らせ)。該当する機種の出荷台数は明らかにしていない。


とうとうコニカミノルタやリコーまで飛び火してしまった。これら3社が連休明けまでずれ込んだ背景には、CCDを購入しているメーカには情報が少し遅れて届いたからであろう。
でもこの記事で注目すべきは後半部分。

他の主要デジタル・カメラ・メーカーのうち,三洋電機とカシオ計算機は現時点で「該当するような不具合はない」としている。


この2社で使っているCCDは実装をおそらくカシオ(か関連子会社)で行なっており、今回の不具合騒動に巻き込まれなかったのだろう。

生産工程の改善活動はどんなメーカでも日々実践しているだろうが、詰めを怠ると痛い目を見ることを思い知らせてくれた、とてもいい失敗事例だった。
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04:06 | トラックバック(*) | コメント(*) | 先頭 | TOP

【CCD不具合続報】ニコンにもCCD不具合が飛び火,COOLPIX3機種で

CCD不具合 ] 2005/10/13(木)

【CCD不具合続報】ニコンにもCCD不具合が飛び火,COOLPIX3機種で

ニコンは,同社のデジタル・カメラ「COOLPIX 5700」「COOLPIX SQ」「COOLPIX 3100」の一部に不具合が発生する可能性があると発表した(ユーザーへのお知らせ)。画像が異常な色になる,画像が映らない,画像が乱れるなどの症状が現れる。同社は,不具合が確認できた製品について無償修理を実施する。

不具合の原因は,CCDが時間経過と共に接合不良を起こすこと。症状や発生原因,製品の発売時期からみて,今回の不具合もソニー,富士写真フイルム,日本ビクター,キヤノンの製品で発生したCCDの不具合と同一の原因である可能性が高い。


ニコンにも飛び火したが、ニコンはCCDを外部調達しているため当然といえば当然である。

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03:51 | トラックバック(*) | コメント(*) | 先頭 | TOP

【CCD不具合続報】キヤノンもCCD不具合を発表,なぜCCDの配線は外れたのか

CCD不具合 ] 2005/10/13(木)

【CCD不具合続報】キヤノンもCCD不具合を発表,なぜCCDの配線は外れたのか

キヤノンは,同社のデジタル・カメラおよびデジタル・ビデオ・カメラのCCDの一部に不具合があると発表した(ユーザーへのお知らせ)。撮影画像が乱れる,または映らないなどの症状が現れることがある。

ソニー,日本ビクター,富士写真フイルム,キヤノンと,連鎖的に広がるCCDの不具合。相互の関連性はいまだに明らかになっていないが,ある技術者は「2003年ころにCCDメーカーに広く普及していた,硬化速度が速い紫外線硬化樹脂が関連しているのでは」と語る。

CCDは,撮像部を包む中空構造の樹脂製パッケージの上にガラスを張り付けた構造をとる。このときパッケージとガラスを張り付ける接着剤に用いるのが紫外線硬化樹脂である。関係者の話を総合すると,今回のCCDの不具合は以下のようなメカニズムで起きたのでは,と推測できる。まず,接着面がわずかに剥がれて外気に触れると,外気に含まれる水蒸気が紫外線硬化樹脂に含まれるヨウ素化合物と結合し,金属を腐食させるガスを発生させる。このガスが撮像部のボンディング・ワイヤに到達し,接合部の合金を腐食させてしまう。


さらにはデジカメ首位のキヤノンまで飛び火してしまった。
この記事では接着剤が原因のような書き方をしているが、そもそもの原因は合金をうまく形成できないワイボン条件のミスであり、新規接着剤の普及のみが原因で各社に同じ不良が一斉に発生することは考えにくい。
つまりこれは実装工程を受け持っている会社が1社であると考えるのが妥当である。その会社の生産性向上活動の一環としてワイボン条件を変更(おそらく時間短縮)し、合金がうまく形成されずにそこから腐食したのだろう。

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03:48 | トラックバック(*) | コメント(*) | 先頭 | TOP

日本ビクター,富士写真フイルムもCCDに不具合

CCD不具合 ] 2005/10/13(木)

日本ビクター,富士写真フイルムもCCDに不具合

ソニーがCCD撮像素子の不具合を発表したのに続き(Tech-On!関連記事),日本ビクターと富士写真フイルムも相次いでCCD撮像素子の不具合を発表した(ユーザーへのお知らせ:日本ビクター富士写真フイルム)。撮影できない,または撮影した画像が乱れるなどの症状が現れる。両社は,これらの症状が出た製品について無償で修理を行う。これらの不具合が相互に関連するかどうかについては,3社とも明らかにしていない。


実装工程の生産技術に関するリコールだったのでソニー単発の不具合だと思っていたら、なぜか他に2社からリコールの報告があった。
こういった場合、同じ会社からのOEM供給である場合が多いのだが、富士のハニカムCCDがリコール対象なだけに話がややこしくなってくる。実装工程だけ外注しているのだろうか。

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03:35 | トラックバック(*) | コメント(*) | 先頭 | TOP

ソニーのCCDに不具合,デジカメから業務用ビデオ・カメラまで対象機種は100を超す

CCD不具合 ] 2005/10/13(木)

ソニーのCCDに不具合,デジカメから業務用ビデオ・カメラまで対象機種は100を超す

ソニーは,同社が製造するCCD撮像素子の一部に不具合があり,このCCDを搭載する製品で「ファインダや液晶表示部に画像が出ない,撮影できない,画面が乱れる」などの症状が現れる可能性があることを明らかにした(ユーザーへのお知らせ)。

不具合の舞台となったのは,ソニー セミコンダクタ九州のあるCCD撮像素子製造ラインだった。そのラインの生産性を高めるために製造工程の改良を進める中で,ワイヤ・ボンディング装置の設定を変更した。この結果,ワイヤと電極の接合力が従来より弱くなったという。

このワイヤの接合面をさらに劣化させたのが,CCD撮像素子のガラスとパッケージを接合するのに用いた接着剤である。一般にCCD撮像素子は,CCDを包む中空構造の樹脂製パッケージの上に,可視光を透過するガラスをかぶせて接合した構造となっている。このガラスとパッケージを接合する接着剤に使っていたヨウ素化合物が気化し,パッケージの中空部からワイヤの接合部に到達,接合面の合金を腐食させたという。パッケージ内に中空構造を持ち,かつガラスの接着が必要なCCD撮像素子ならではの不具合といえる。「ヨウ素化合物の接着剤は,業界では一般に使われている。今回のケースでは,ワイヤと電極の接合部が弱くなっていたため,特に製造バラつきで接合力が十分でなかったワイヤが時間の経過と共に外れてしまった」(ソニー 広報部)。


突如として業界全体に広がってしまったCCDのボンディング不具合。今日はTech-On!に掲載された関連ニュースをまとめてアップする。
まずは発端となったソニーのリコール記事。ボンディング条件の変更で接合界面に弱い部分ができてしまい、接着剤の気化した成分と反応して腐食が進行したようだ。

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名前 : ヒデト(山下秀人)
ウェアラブル"幸せ"センサ開発を目指す技術者
専門はMEMSプロセス屋

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